大掃除 の 終わり 見えない。(はよやれ)
埋もれた 僕 と 記憶
単色の街 に溶けず
君の眼に 映っています か?
ほら後ろ御覧なさい
あなたの流した血と涙のみちしるべ
伴う痛みに首輪付けて離れないように
ほら行く手御覧なさい
誰かの流した血と涙のみちしるべ
おいでおいでと 誰ぞ 呼ぶ
知を求めた者は ゆらり ゆらいで 押しつぶされた
力求めた者は みしり 軋んで 砕けて散った
愛求めた者は ふらり 落ちて 沈んでいった
大地と空の 為した仔 身を喪って 身失し仔
指差した先のものは何でしたか?
駆けて追っていたものは何でしたか?
地をにらんで飲み込んだものは何でしたか?
振り返って見えたものは何でしたか?
笑うふりをして誤魔化したものは何でしたか?
追いついて手にしたものは何でしたか?
記憶と 同じに かけがえは ありませんか?
模範的に過ごした時は色褪せる
奪えと囁く声に首を振る
苛立ちの捌け口も持たない癖に
近づくのを恐れては逃げだした
どうか、たったいちどだけ。
(も う い ち ど)